聖地写真家 久保田光一/X/ルラシュ癒しの杜/

スタッフの意識の高さが/やわらかな心地よさを生み出す。

初めてルラシュに来た時の感覚を、よく覚えています。
桜の咲く頃、車で到着しました。
外に出た瞬間、ふわっとした柔らかい気につつまれて、
ここは別天地だなと、強く思った。
この感覚は、室内に入っても変わらなかった。
というか、ロビーレストランは、
より柔らかさが充満しているような気がした。
小淵沢周辺は、どこに行っても気持ちの良い所だが、
ルラシュの本館付近は、特に気の流れが良いようです。

撮影のロケハンということで、
全館くまなく見せていただいたのだが
どこにも気が滞るような所が無かった。
これには自分も驚いて、なぜだろう?と思ったが、
もしかして、ルラシュのスタッフのせいかもしれない。
場所のエネルギーは良いのだが、
表層はそこに居る人の影響を強くうける。
私が勝手に想像したところ、
スタッフの意識の高さが際立っているのではないだろうか。
きちんとしたルールがあって守られているのか、
そもそもここに集まる個人個人の意識が高いのか・・・
浄化という観点から、
こんなにも手が行き届いていると感じる所は、
あまりないなぁと素直に思いました。

私は、少ない時間しかここに居られなかったけれど、
2日間くらいゆったりと過ごせたら、
かなりの癒しになるだろうと思いました。

ルラシュはそのままで美しい。/率直に写真に表現されました。

写真家の目線でみると

だいたい正面やメインで見せたい所というのは、
着飾っているので、
そのポイントを見つけてあげればいいのです。
しかし、私が意識を向けるのは、
そこにどれだけのものがやどっているのか。
ベースはしっかりしているのか、
本質はどこにあるのかということです。
そして、そういうことは、けっこう細部にあります。

ルラシュの撮影は、らくでした。
なぜならば…それがあるから。
私は、目につくもの、引き込まれるものを、
ただコピーすればよいのです。
何もする必要がないのです。
よいものは何もしてはいけないのです。
ルラシュは自然の景観や、
大切さを随所に取り入れているから、
そのままで、美しいのです。
こういう撮影には、幸せを感じます。
私が感じる事は、率直に写真に表現されます。
良い循環が起こった瞬間です。
ルラシュに出会えたことに、感謝するのみです。

ありがとうございました。

久保田光一/Koichi Kubota

聖地写真家。
"日本の風景"をテーマに各地の山や海、神社などを訪ね歩き、カラー写真で見るそれとは違った表情をモノクロームの世界で表現する写真家。
聖地写真家としての活動だけでなく、広告や雑誌など商業誌での活躍をはじめ、クライアントワークを数多く手掛ける。

[AWARD]
「日経BP 広告賞」日経エレクトロニクス広告賞(2006 2007 2008 三年連続受賞)
「日本産業広告賞」情報誌部門 (2007)第一席(2009)
「フジサンケイビジネスアイ広告賞」大賞(2009)